雑記。
誰に宛てたわけじゃないけど、強いて言えば未来の自分に宛てる。
今日、ここにオレは大きな罪を犯したことを記しておくためだけに。
今日、バイトをバックレた。
26歳、責任ある大人としてしてはならないことをした。
連絡もせず、「辞める」の三文字すら言わず、バックレた。
「生理的に受け付けない」とはこのことを言うのだろう。
我慢できなかった。
続けていくには自分を“殺す”しかなかった。
そんなことをしてまで、無理をしてまで続けていく必要は無いと思った。
だから、無理やり辞めた。
オレの中にある飲食業の根本は、昔の料理長Kが言った、
「スタッフに信用されない店はダメだ」
つまり、客の見えないところだからと言って不正なことをしてはいけない。
それを見ているスタッフに「もしかしたら自分にも不正されているんじゃ……」と思わせてはいけない、ということだ。
「不正とは何なのか」と考えることもあるだろうが、あの店でオレの見た「不正」は、
食器の水切りカゴがカビている。
食材の取り扱いが雑。
事務作業場と調理場が一緒。
つまり、「衛生的ではない環境だった」というだけのことになる。
オレがこの先続けていくにあたってそれを改善したとしても、今までは「そういう意識」で運営していたという事実は変わらない。
少なくともオレの心象としてはそうなる。
他には、勤怠管理が雑ってのも嫌なポイントだったけども。
アルバイトだからといって社員の小間使いだけしていればいいかといえば、そうではないと思ってる。
***
ここまで